正社員塾講師の授業以外の仕事

塾講師の仕事

こんにちは(^^)

塾講師の最も大切な仕事は授業!

しかしながら、正社員塾講師には授業以外にもやることがたくさんあります。

思いつく限り挙げてみました。

といっても、あまりにも細かいものは除きましたが(笑)

そのうち書き足す可能性もあります。

塾によっては、アルバイト講師もやる仕事、事務員さんがやる仕事などもあるかもしれません。

 

 

塾内で実施する試験問題を作成する

私が正社員で働いていた塾では、小学生は年数回のまとめテスト、中学生は定期テストの前に模擬試験を実施していました。

授業以外の仕事では、これが一番大変だったかもしれません。

出題内容を熟慮するのはもちろんのこと、ミスがあってはならないので、非常に神経を使いますね…

誤字・脱字、解答欄がずれている、解答に必要な記号がない、100点満点になっていない…など、さまざまなミスがあり得ますので、慎重にチェックします。

 

また、試験の内容を各中学校の授業進度に合わせなくてはならない場合は、さらに大変です。

特に学校の国語・理科・社会の授業は必ずしも教科書の順番通りには進まないため、中学校によってバラバラ。

選択問題を作るなどして対応しなければなりません。

 

 

採点

塾内でオリジナルの試験を実施した後には、必ず採点作業があります。

私は…大嫌いでした(笑)

 

慣れてくるとだんだん早くできるようになるのですが、漢字の間違いや記述問題の許容範囲など、結構気を遣うことが多いのです。

そういった意味で、採点が大変なのは国語や英語、比較的楽なのは数学でしょうか。

今日実施、明日・明後日で返却!という場合もあり、一気に100~300枚ほどの答案を採点しなくてはならず、同僚と「今夜は採点祭りだね」なんてよく言っていました。

 

かといって、スピード重視で機械的にさばいていけば良いというものではありません。

生徒がどんな問題を間違えているのか、自分が教えたことがきちんと生徒に伝わっているのか。

生徒のつまずきやすいポイントを知ったり、自分自身の授業の反省をしたりするためにも、採点は重要な業務なのです。

 

 

成績分析

自分の教え子の成績(塾で実施した試験、学校の定期テスト)は、常に頭に入れておく必要があります。

  • 全体の中でどの程度なのか。
  • 過去の成績と比較して上がっているのか、下がっているのか。
  • 横ばい(=上がっていない)なのか

上がってきている生徒は褒めてさらにやる気にさせ、下がってきている生徒には何かしら具体的な対策を考えなくてはいけません。

学校の定期テストの間隔は意外と短いです。

定期テスト直前になってから、頑張れ頑張れと言って勉強させようとしてもあまり成果が出ませんので、常に先を見越した働きかけが重要になってきます。

 

また、生徒の成績推移は講師にとっての資料になるだけではありません。

成績が上がっていない生徒がいた場合、その保護者は塾を辞めようか、別の塾に替えてみようか、と考えている可能性が高いです。

保護者から辞めますと連絡が来た後で「これからこういう対策をしていきます!」と話しても時すでに遅し。

こちらから先に電話やメールをして、現状の問題点や今後の対策を話したり、保護者の要望を聞いたりします。

それが「ちゃんとうちの子を見てくれているんだな」という安心感に繋がるのです。

対策の打ち出しが早ければ早いほど、そして具体的であればあるほど信頼度が上がるのは、どの業界でも、人間関係でも同じですよね。

 

 

定期テストや入試の対策プリント作り

授業があまり上手でなかった私が魂を注いでいたのがこれでした。

研究を重ねることで精度の高いものをつくることができますし、こだわりをいくらでも詰め込めます。

 

塾は定期テストの成績を上げたり、志望校に合格させたりするための場所なので、たいていはすでに対策プリント集や対策テキストが用意されていると思います。

しかしながら、定期テストは学校の先生によって出題傾向が異なりますし、出来合いの入試対策も広く浅くになりがち。

 

こだわればこだわるほど時間がかかりますし、試験問題の作成時同様にミスにも注意しなければいけませんが、「生徒の成績を上げるぞ!」「合格させるぞ!」とプリントに込めた信念は伝わるものです。

「先生のプリントの問題が学校で出ました!」なんて報告を受けたら、心の中で

「キタ――――――!!!!」ですね(笑)

 

また、保護者に授業を見せることはできなくても、生徒が持ち帰ったプリントならば目に留まることがあるかもしれません。

「塾の○○先生のプリントが分かりやすい」「よく当たる」と学校で評判を立てることも可能です。

 

 

入試応援&合格発表

入試の当日、社員たちは分担して各高校(試験会場)の門の前に立ち、塾の教え子たちを激励します。

少しでも生徒たちの緊張をほぐし、勇気を与えられるよう、極寒の早朝集合でも頑張りましょう!!

実は私の方が緊張して眠れなかったりするのですが(笑)

 

合格発表も同様、各高校で発表される合格発表を見に行きます。

見事合格した生徒と喜びを分かち合うこともあれば、不合格になった生徒の涙を受け止めなければならないことも当然あります。

 

また、合格発表は塾のデータ集めとしても非常に重要。

地域のハイレベル高校に塾から何人の生徒が合格したかを調査して、新年度の広報に使用するからです。

 

 

生徒や家族のことを知る

生徒について知っておくべきことはたくさんあります。

  • 学校で実施された試験の成績(定期テスト、実力テスト、模試など)→ 学校で実施された試験が返却されたら、塾で点数を用紙に記入させて回収します。
  • 所属している部活、その活動日や練習の長さ、その他習い事
  • 趣味
  • 交友関係

 

また、生徒の家族のことも非常に重要な情報です。

  • 家族構成
  • 兄弟の有無(年齢、成績、どこの学校に通っているか)→ 兄弟全員を我々の塾に通わせてくれる家庭もあれば、上の子は通わせているけど下の子は通わせていない、ということもあります。その場合は、できれば理由も知りたいところです。
  • 保護者の職業
  • 家族の仲は良いか、親子の力関係、両親の力関係など

 

情報が多ければ多いほど、より良い指導方法を探る上で役に立ちます。

また、家庭が生徒にも大きな影響を与えているのは当然のことですし、塾にお金を払ってくれているのは生徒自身ではなく保護者です。

塾に継続して通ってもらうためには、家庭や保護者をよく知っておくことも欠かせません。

 

 

保護者や生徒との面談

年に何回か、生徒・保護者・講師で三者面談、または保護者・講師での二者面談があります。

正社員塾講師の一日の流れ、休日など(1)」で少しだけ触れましたが、午前中や授業終了後など定時の時間外になることも少なくありません。

特に中学3年生の志望校を決定する時期などは、面談が長時間に及ぶこともあります。

 

主に塾長や塾長候補(副塾長)の仕事になりますが、「ヒラ」でもやる可能性はあります。

私も何度かありますけども…難しかったです(苦笑)

ふわっとした話で終わらないように、言うべきことはズバッと言わなくてはならないので、当然のことながら講師側にも覚悟がいりますね。

 

 

塾の説明会や保護者会

新年度を迎える前、夏休みの長期講習の前など、入塾を検討している方々に向けて説明会を行います。

保護者会は、塾生の保護者を集めて年に数回実施します。

(どちらも塾によります)

 

これも主に塾長や塾長候補の仕事。

話の方向性はだいたい決まっているものですが、塾長の考えや人柄を伝える上でも重要な会になります。

また、保護者と直接顔を合わせる貴重な機会です。

塾長は話す内容を考えたり、場数を踏んで慣れるまでは毎回練習をしたりする必要があります。

 

 

保護者との電話やメール

保護者とは頻繁に会って話すことができないので、何かあるときは電話やメールでやり取りします。

 

保護者から連絡が来る場合

  • 保護者からの学習相談
  • クレーム
  • 塾を辞める
  • その他連絡事項など

 

講師側から連絡する場合

  • 家庭での様子などを聞く
  • 成績が良かったときや悪かったとき
  • 夏休みなど講習のみに通っている生徒の様子を保護者に確認
  • その他連絡事項など

 

だいたいこのような感じでしょうか。

定期テスト前に生徒宛てに電話をして激励することなどもあります。

 

 

校舎通信や掲示物の作成

校舎通信や掲示物は、生徒にやる気を出させたり、保護者に活動を伝えたりするためのツールです。

 

校舎通信は、塾に通っている生徒が成果を上げていることを生徒や保護者にアピールしたり、塾の今後の予定(試験や保護者会など)を掲載したりします。

 

掲示物はさまざまなものがありますが、「旬の話題が大事」とよく言われていました。

試験の結果、夏期講習中の生徒たちの写真、生徒たちの新学期の目標などなど。

同じものを長く掲示しているとそのうち誰も見なくなるので、タイミングを逃さないようにして新しいものをどんどん作ります。

 

私がアルバイトをしていた塾では掲示物はほとんど事務員さんが作っていましたが、正社員だった塾では若手社員たちが趣向を凝らして競い合っていました。

掲示物が最重要ではないので時間をかけすぎるのは考えもの。

しかしながら、生き生きとした校舎を演出するのはとても大事なことなので、決して疎かにはできないのです。

 

 

終わりに

主な仕事はだいたい挙げたでしょうか…

他にも、会議、各種研修、印刷、新年度のテキストの仕分けなどなど、細かいものはきりがありません。

毎日新聞をチェックして、競合他塾のチラシを回収するとかも…

 

そういえば、正社員の1~2年目時代は、先輩・上司にお茶を出したりデスクを拭いたり、食事の買い出しなどもやっていました(塾ならではの話ではありませんが)。

今どきはどうなのでしょうね。

 

塾講師の仕事をイメージしていただけましたか?

お読みくださって、ありがとうございました。

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